【SDGs】廃材に新しい形や用を加えるというデザイン


地球規模での対策が急務の時代が到来。日本でもレジ袋の有料化が義務になり、
今後は地球環境に負荷のかからない生活様式が求められています。

未知の感染症対策のため、自粛生活が強いられた数か月間は、
私たちにとって自由を奪われた非常に厳しい期間でしたが、
一方で深刻な環境問題を抱えていた都市では、
大規模な都市封鎖により大気汚染が改善されたりという、思わぬ副産物もあったとのこと。
ヒトの日常生活が環境に負荷をかけている現実を、実感した出来事でもありました。

引き続き求められる感染症対策と並行して、
人にも環境にも配慮した、新しい過ごし方を模索する、新しい時代の到来ですね。

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テン・ティン・ドアーズのサイトでは現在、100アイテムを超える素材再利用品を掲載しています。

2002年、最初に企画が始まったオリジナル・シリーズのひとつが、
通常なら廃棄される、缶のテストプリントに使われたブリキ板(TIN素材)を使った商品群でした。
(これが、ten tin doorsの名前に"tin "という素材が採用された理由です。)

この企画のきっかけになったのが、ある新聞で見かけてずっと捨てられずにいた、
缶のプリント廃材でパラボラアンテナを作るところを写した、一枚の切り抜き写真。
身の回りの小物のみならず、必要とあらば新たな大物までを、再利用素材で作ってしまう、
その大胆な発想に大いに影響を受け、
唯一無二の、計算を超えた面白さを商品に取り入れたいと、
町で見かけた再利用素材を使ったこの企画が始まったのでした。

不要になったモノを使って別の物を作る、あるいは補修によってモノに新しい魅力が加わるということは、
これまでも世界各地で、市井の人々により日々行われてきたことですが、
その目的はこのような究極の実用のためであったり、
時に使う家族への思いや、これまで使ってきたものに対する愛着だったもする。
そんな気持ちと同等の思いや、まだ見ぬものへの好奇心をもって、
私たちは丁寧に素材を選びながら、「廃材」とも呼ばれる宝物を、新しいモノへと生まれ変わらせてきました。

舟の古材や不用になったタイヤ、ドラム缶から生まれ変わったオリジナル商品、
新しい発想と見立てにより廃棄を免れた、古い道具やヴィンテージの一点ものなど、
傍に置いて愛着のわく、工業製品にはない温かみのあるモノたち。

これだけで環境ががらりとは変わらないけど、モノを使い捨てにせず、
別の目で見直すという小さな意識改革も、そろそろ必要かもしれません。
新しい生活のヒントにも、是非ご覧になってみてください。


  

■ 上記リンクのほか、検索窓に【SDGs】と入れていただいても、約100アイテムの対象商品を探すことができます。
■「ten tin doorsの【SDGs】商品について」はこちら



持続可能な開発目標(SDGs)とは、2015年9月の国連サミットで採択された、
2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すための国際的行動計画です。

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SDGsは、17の目標と169のターゲットで構成されています。
ten tin doorsは、ホームレス支援と貧困問題に取り組む「THE BIG ISSUE」 を応援しています。

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